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「悪夢探偵」 [邦画]

こんばんは~


近々「2」が公開という情報を読んで、思わず思い出してしまいました・・・・。

この映画をホラーって呼んでいいのかよくわかりませんが(おそらくサイコスリラーに近い?)・・・、僕にとってはおそらく初めて見る本気で恐い映画でした(そもそもホラーとかスリラーの概念がよくわかっていませんが)。

縁あって、塚本晋也監督作品はほとんど観ているんですが(あ、ホラーと銘打たれた「ヘイズ」は無理です、観てません)、その中でもぶっちぎりで恐かったです[がく~(落胆した顔)]

恐い・・・っていうか、なんかこう想像力を掻き立てられる演出なんですよね~。自分が恐いシーンを想像しちゃうというか。

お話は、人の夢の中に入り込むことが出来る探偵が連続殺人事件を解決するっていう、ほんとに簡単に説明しちゃうとこうなんですが、実に様々な要素が盛り込まれています。
まず、この探偵さんは他人の夢の中になんて入り込みたくないんですね。夢の中なのに、なんかあったら、本体の自分にも影響が出ちゃうという。そこがまた設定として凄くいいんです。 主人公を演じた松田龍平さんが、とてもいい味出してました。苦悩して苦悩して、それでも意を決して夢の中に飛び込む姿は鬼気迫るものがありました。

僕、塚本監督作品って「トラウマ」がキーワードなのかなって、いつも思っているんです。

この映画でも、ある意味トラウマと呼んでいいものがキーワードになっています。ネタばれしちゃうのであんまり詳しく書きませんが、過去にほんとに哀しくて痛々しい出来事があって・・・みたいな。

ですので、観終わったあとすごく切なくなると思います。ただただ哀しくなると思います。想像を絶する哀しさってこういうものなのかなって。


あ![ひらめき]


とはいえですね、血が苦手で「ぐちゃ、ぐちゃ」みたいな音が苦手な方には正直ほんとにおススメ出来ません! これは断言しちゃいますが、なんだかんだで塚本監督、その辺りの演出は違う意味で期待を裏切ってませんから![あせあせ(飛び散る汗)]


「2」も観てみたいけど、心臓が持つか不安です[たらーっ(汗)]

悪夢探偵 プレミアム・エディション

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
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悪夢探偵 スタンダード・エディション

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「タイヨウのうた」 [邦画]

こんばんは~[わーい(嬉しい顔)]


表題の映画ですが、もうなんて言うんでしょうか、とにかく「YUI」なんですよ!彼女がいればもうそれでいいんですよ![ダッシュ(走り出すさま)]
・・・少し鼻息荒くなりましたが、そういうことなんです。

実はそれまで、そんなにYUIのことを気にかけていなくて、「いい曲書くシンガーソングライターだな~」と、ドラマタイアップにもなったデビュー曲を聴いて、そんな感想を持ったぐらいでした。ですので、この映画を観たときも、特に彼女目当てではなかったんです。話題にはなってましたからね、ちょっと観ておくか、ぐらいの気持ちでした。

観終わって。





YUI最高!彼女にしたい有名人NO.1に躍り出ました!!![ひらめき]

と、直後の感想がこれです[たらーっ(汗)]


お話の内容は、タイヨウの陽の光を浴びてしまうと、死んでしまうという難病を持つ女の子が、夜な夜な路上で弾き語りをしながら、窓から眺めていただけの存在だった好きな人にも出会い、恋をして、一生懸命生きていくが・・・・。という、とても哀しいお話です。

たしかに彼女の演技は拙いものなのかもしれません。でもそんなのどうでもいいんです。味があればいいんです。

2人で夜の街を歩くシーン。あそこで見せる彼女の笑顔があれば、もうそれでいいんですよ!いや、そんなこというと映画に失礼ですけど。

それぐらい彼女がキラキラして見えて、感情移入しまくりで、泣きまくりでした(もちろんキスシーンでは悶絶ですよ?[がく~(落胆した顔)])。
本職の持ち味を生かしながら、一生懸命主人公を演じる姿は、本当にそこに存在するかの如く、僕にはリアリティを感じられました。

出演者は少ない方だと思いますが、岸谷さん、麻木さん演じる両親がとてもいい味を出していて、この映画をキュッと引き締まったものにしていると思います。

ともあれ、僕はこの映画を観てYUIにゾッコン(死語)です!

好きな女優さんNO.1は和久井映見さんなんですが、彼女は殿堂入りということで、現在YUIちゃん第1位です。本人がいつかこのブログを見てくれることを信じて、今日は寝たいと思います[眠い(睡眠)]

タイヨウのうた プレミアム・エディション

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「有頂天ホテル」 [邦画]

なんだか急にこの映画のことを思い出したのは、年末に「マジックアワー」がDVD発売されるという情報を知ったからに他なりません。

皆さんご存じ、三谷幸喜監督の大ヒット映画でございます。
うちは家族4人この映画が大好きで(5歳の次男もツボらしく)、テレビ放映されたものをビデオに撮って、たま~にみんなで観てはハッピーな気持ちにさせてもらっています[わーい(嬉しい顔)]

そう、やっぱりこの映画のキーワードは「ハッピー」ですよね[ぴかぴか(新しい)]
個性豊かなベテラン俳優たちが、これでもかと出演し、あの複雑に絡み合ったシチュエーションを最後までしっかりと魅せてくれるあの脚本の素晴らしさは、色々なタイプの脚本をこなされた、三谷監督ならではのものではないでしょうか?

大晦日に、あるホテルにいることになった人々の群像劇ですが、気持ちいいぐらいの笑いが随所に散りばめられており、ほんとに最後までノンストップで突き進みます。それがまた気持ちいいんですよね~~[グッド(上向き矢印)]

皆さんは、どのキャラクターがお好きですか?

ちなみに僕はやっぱり角野さんですね![わーい(嬉しい顔)]


まだご覧になったことのない方、是非、この映画を見てハッピーになってくださいね。

大晦日の奇跡、クリスマスより魅力的かもしれませんよ?[ぴかぴか(新しい)]

THE 有頂天ホテル スタンダード・エディション

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「容疑者Xの献身」 [邦画]

200810092213000.jpg



ズバリ、観てきました[手(チョキ)]



結論から申し上げると「期待通り最高」の映画でした(あくまで僕的にですけど)!

ネタばれないとは思いますが、あまり事前知識入れずに観たい方は、今日の記事は映画観た後の方がいいかもです・・・。



原作をリスペクトした状態で、媚ず、かつ忠実に再現した「X」ワールド。
パンフレットに東野圭吾さんが、

「ほぼ忠実に再現された、自分が思い描いていた「容疑者X」の世界」

けしてお世辞や建前ではない発言ということが、原作お読みになられて、かつ映画をご覧になられた方はおわかりになると思います。



ドラマを期待されて映画を観た方(もしくはこれから観る方)、ネタばらしになるので詳しくは書きませんが、根本的にこれはドラマ版ガリレオとはまったく別物です。

「踊る大捜査線」のように、ドラマの延長上を想像して観てしまうと、がっかりされてしまうか、面食らうこと必至です。
しかし、あえて言わせてください。


これが「容疑者Xの献身」なんです。


原作は実は、石神の物語として描かれています。
湯川教授が出てくるのも、原作ではだいぶ後の方なんですね。

この流れのまま脚本にしたら、それこそ福山ファンからの「ふざけんな!」嵐は必至です。
そこで当然、スタート時から湯川教授はバリバリ出てくることになりますが、これが石神との関係を大いにクローズアップさせる役割を果たし、原作よりも「友情」感が増しています。

感情移入度も、原作を超えたかもしれません。


そしてキャスティングが何よりも素晴らしい!
堤真一なくしてこの映画はありえなかったんじゃないですか?
石神という複雑なキャラクターを演じる様はまさに完璧。

最後の最後のあのシーンまで、貫き通したあの抑えた演技、最高です。
感情の機微を交え、観る者はその姿に感情移入してしまいます。

これで、アカデミー助演男優賞にノミネートされなかったら、もうアカデミー賞観ませんよ、ほんとに。

僕はこの映画の中で3回、号泣クラスの泣きをかましましたが、もちろんすべて石神に絡んだシーンであることは言うまでもありません。


あとは松雪泰子の薄幸の美人っぷりは、男ならほっておけるわけがありません!と言わせんばかりに当たり役。彼女のキャスティングも最高ですね。

この2人の演技のせい?で、主役2人が正直霞みます・・・・。


誰におススメするか迷ってしまいますが、もちろんドラマファンの方には観ていただきたいですが、原作もドラマも知らない方でも、十分に魅せる人間ドラマですので、是非ご覧頂きたいと思います。


もうすでに、もう1度観たい気持ちでいっぱいです[ぴかぴか(新しい)]


容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)

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  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/08/05
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明日いよいよ「容疑者Xの献身」! [邦画]

いよいよ明日観てきます![わーい(嬉しい顔)]


午前中の回しかチャンスがないので、明日は休みにしては少し早起きです[あせあせ(飛び散る汗)]



今日はゆっくり寝ようと思います[手(チョキ)]



あ![ひらめき]


そういえば、「ダークナイト」もうDVD化だそうで[たらーっ(汗)]


12月10日発売だそうです。
評判いいんで観てみたいな~~・・・・。

ビギンズ観てませんが[あせあせ(飛び散る汗)]

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)

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  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/08/05
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ダークナイト 特別版

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



ダークナイト (Blu-ray Disc)

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  • メディア: Blu-ray



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20世紀少年は怖い? [邦画]

あ、僕はちなみに観てません[あせあせ(飛び散る汗)]



先日長男が友達と観にいったんですよ。
で、実は結構人がやられちゃうシーンがあるから、怖いというか、そういうのが苦手なら観ない方がいいよ、と奥さん経由で情報が入ったので、それを伝えたんですが、本人曰く



「バイオ3もあんま怖くなかったし、平気だよ~ん」[手(チョキ)]



なんて言って勢いよく出て行ったんです。



・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・






玉砕して帰ってきたそうです(奥さん談)[たらーっ(汗)]


もう途中で泣きそうになったらしくて、それはそれは後悔したそうです。
後で僕が



「アイアンマン観た方が良かったんじゃね?」[目]




と聞いたら、即答で「うん」でした[たらーっ(汗)]







トラウマにならないことを祈ります[もうやだ~(悲しい顔)]



20世紀少年第1章オフィシャルガイドブック

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  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/08
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ナビゲートDVD「20世紀少年」秘密大図鑑 上巻

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まだ観てませんが「容疑者Xの献身」 [邦画]

いよいよ明日から公開ですね!

「容疑者Xの献身」!

僕と奥さん、ドラマのガリレオ大好きでして、

「これ絶対映画化すると思う、短編ドラマでやって、映画は絶対献身だよ!」
なんて発表の前にそんなこと言ってたら、ほんとにそうなってメチャクチャビビったのを覚えております[たらーっ(汗)]



秋まで長いな~なんて思ってたらあっという間ですね、この歳になると[がく~(落胆した顔)]


で、来週奥さんと行ってきます!
今日前売り手に入れました!



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奥さんと2人で映画観にいくのなんてほんとすごい久しぶり!
すごく楽しみです[わーい(嬉しい顔)]

明日は21時から「ガリレオ」のスペシャルやりますし、盛り上がってきますね、これは!

ちなみに、小説の方は読んでいるので、どうなっているのかも楽しみです[手(チョキ)]


あ。明日は「ルーキーズ」もですよ!

時間がいくらあっても足りないな~・・・・










この歳になると[バッド(下向き矢印)]


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「ゆれる」 [邦画]

まず、手元に資料がまったくないので、記憶と感想が頼りです。

手に取ったきっかけは、(なんでそのコピーだったのかよくわかりませんが)「本年度邦画NO.1」とのことだったからだと思います。何かの雑誌で、主演のオダギリジョーさんが、「監督の才能に嫉妬する」と書いてあったのも覚えていました。

「ゆれる」の監督は女性の方です。

全編を通して感じられる繊細な空気と、絶妙な間、演出の妙ですよね。正直僕なんかには、女性と男性監督の違いなんて観てもわかりませんが、オダジョーの役の少し女性的なフェロモンを感じる演出は、女性ならではのものなんでしょうか?

僕には弟がいます。
この主人公兄弟に自分たちを重ねて見ていたことも、少なからずこの映画を好きになった理由かとも思います。

物語は、どこにでもいるような、家を継がねばならなかった長男と、自由奔放に生き、社会的地位も手に入れた弟の、狂おしいほどに人間としての感情を揺らしながらも、お互いを「確認」するという物語です。

ある事件をきっかけに、長男が壊れていく姿を見て動揺する弟。揺れる兄への感情。知ったつもりの兄が、変貌を遂げていく。いつの間にかその動揺は「疑念」にかわり、彼はある決断を下す・・・・。

その揺れ動く感情を、まさに地と演出により見事に演じきったオダジョーに拍手!
淡々とした演技はまさに彼の真骨頂でしょうか。
前半に張られた伏線が、ラストで明らかになるシーンは涙なしでは見られません。

そして、この映画を「邦画NO.1」と言わしめる最大の理由は、兄役の香川照之さんの怪演によるものといっても過言ではありません。僕は見ながら「これでアカデミーノミネートもなかったら、アカデミーやる意味なんてない」と思ったくらいです。

常識人の兄が、事件をきっかけに感情を開放、その人間臭さからは、観た誰もが「もしかしたら自分もこうなるかもしれない」という恐怖さえ感じるはずです。

揺れていく弟と対照的に、解放されていく兄。
2人の演技に乾杯(完敗?)です。
脚本も素晴らしいですけどね、目が離せない展開にトイレに行く暇もありませんよ?

それと、最近ブレイクした真木よう子さんが、非常にエロっぽい演技込で出演してます。あのバタ臭さは今からは想像も出来ませんね。

兄弟がいる方には是非一度ご覧頂きたい名作です[わーい(嬉しい顔)]





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ゆれるの前に・・・ [邦画]

ゆれるのお話はすいません、しばしお待ちください[もうやだ~(悲しい顔)]

しかし!奥さんからの「写真ないからつまんない」の一言に奮起し、今日から写真入りです[グッド(上向き矢印)]

記念すべき1枚目は・・・




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「ラヴレター」のLDジャケットです。CDと比べるとその大きさがよくわかりますよね[ひらめき]
若い方はLDご存じないですかね?

今でも宝物です[わーい(嬉しい顔)]

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純喫茶磯辺~その弐~ [邦画]

ひっぱり出せました、パンフレット。ようやく書けそうです!、昨日はつまらなくてすいません(今日も?![がく~(落胆した顔)]

物語は、宮迫さん扮する磯辺裕次郎が、そこそこ多額の遺産を手に入れるところから始まります。仕事も辞め、フラフラしているときに何気なく入った喫茶店で、お客といちゃつくマスターを見て「これだ!」と彼が思い立ち、気の向くままに喫茶店を開店。そこに来る一癖も二癖もある常連客や、尻軽なアルバイト、などなど、個性的な人々が織りなす、何気ない日常を、面白おかしく切り抜いた、まさに「ザ・邦画」という呼び名がピッタリな映画でした。

お笑い芸人の方は、やっぱり多彩な才能を持ってますよね。宮迫さん、素のまんまって書いてありましたが、いやいや充分女子高生の父親でしたよ。近藤春名さんも、良い味出してるウェイター役でしたし。

軸になるのは「父と娘の物語」。面白すぎるキャラクターの中にあって、仲里衣紗ちゃん演じる、磯辺咲子が唯一まともなキャラクターで、ともすれば収拾つかなくなりそうな状況を、彼女の存在があることで、上手くバランスを取っている感じです。

これは、監督、脚本、編集を手掛けた吉田監督がすごいんでしょうけど、笑いのセンスがまた抜群なんですよね。オープニングの宮迫さん観た時点でクスクスもんです。劇中至る所に笑える場面が散りばめてあって、それがまったく外してないんです。宮迫さんを選んだ理由もその辺りにありそうですが、ほんとに絶妙です。

それと、麻生久美子さん演じるもっこというキャラクターは一見の価値ありです。「時効警察」でばっちりコメディエンヌとしての才能を開花させておりましたが、勝るとも劣らない強烈なキャラです。まったくもって掴みどころがないという。

何も考えていないようで、娘のことをほんとに大事に思っている裕次郎と、そんな父をなんやかんや言ってもほっておけない、咲子の2人。この2人が奏でるまどろっこしくも丸みを帯びた関係が、今の日本の家庭にもっともっとあればいいのにな~とほんのちょっぴり思いました。実際は大変でしょうけど、これが結局人間ですよね。

勝ち組と負け組?なんですか、それ。そんなの関係ないんです、淡々と過ごす日常の中でこそ味わえる、ビターでスィートな人生、みなさんも、この純喫茶磯辺に出向いて、不味いコーヒー飲みながら味わってはいかがでしょうか。

まったりしたい方、ほんとにおススメです。どこかにありそうな、リアルな日常に入り込めますよ!

まだDVD出ないみたいですが、出た暁には是非一度ご覧くださいね。



タグ:純喫茶磯辺
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